Fedoraでterminal emulatorをalacrittyにする
Fedora 40でgnome-terminalのフォントのレンダリングがなぜか不安定になったので別のterminal emulatorを探していた
https://gyazo.com/9adc017beeee2806849d81f73a963d0a
インストール
Fedora標準リポジトリに含まれているので
dnf install alacritty でインストール出来る
フォント
カラーemojiが正しく表示されないのでフォントコンフィグを指定する
.config/fontconfig/fonts.conf
code:sh
➜ cat ~/.config/fontconfig/fonts.conf
<?xml version="1.0"?>
<!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd">
<fontconfig>
<match target="pattern">
<test name="family" compare="eq" ignore-blanks="true">
<string>Monaspace Neon</string>
</test>
<edit name="family" mode="append">
<string>Noto Color Emoji</string>
<!-- <string>Twemoji</string> -->
</edit>
</match>
</fontconfig>
Aliasで適当な名前のフォント名を指定. preferでそれぞれ使用するフォントを指定する. emojiにはNoto Color Emojiを使用する
alacritty.tomlで上記fontconfigで作成したalias名を指定. 新規にalacrittyを開く
code:sh
➜ cat ~/.config/alacritty/alacritty.toml
normal = { family = "monospace", style = "Regular" }
bold = { family = "monospace", style = "Bold" }
➜ fc-cache --really-force
alacritty
良い点
設定がtomlファイルで管理出来るのでPCの移行時など設定ファイルをコピーするだけで設定が完了出来る
クロスプラットフォームなのでLinux, Mac, Windowsで共通の設定ファイルを使える
Rust製のためレンダリングや動作が高速
インプレッション
アピールポイントの高速動作というのは現代的なPCであれば正直体感上ほぼ差はない気はする。(terminal上でレンダリングが重くなるケースってある?)
タブ機能やマルチプレックスなどの機能を省いているのはシンプルで好感が持てる. tmuxなどのプログラムでやるべきことなので
設定がコンフィグファイルでファイルに書き込みしたら即設定が反映されるのがわかりやすくよかった
ただtomlファイルよりは以前のバージョンで使われていたyaml形式の方が正直よかった気はする